落雷の増える夏。企業の防災担当が知っておきたい雷災害への対策

トヨクモ防災タイムズ編集部のサムネイルアイコン

トヨクモ防災タイムズ編集部

雷の発生が増える夏。それに伴い、落雷の被害も、この時期になると増加します。被害は、人に直接、雷が落ちる死傷事故だけでなく、雷サージによるPCなどの電子機器を破壊したり、データが消滅する被害があります。

こうした雷災害は企業にとっても甚大な損失となる可能性があります。そうした事態を防ぐためにも、企業にとって雷対策を事前に行う必要があるのです。今回は、特に注意が必要な雷サージの被害を防ぐ方法や、万が一の死傷事故を防ぐための方法について見ていきましょう。

こんな不安やお悩みはありませんか

  • 安否確認に必要な機能を限られた予算内で導入したい
  • 災害時に全従業員と連絡が取れるか不安
  • 万が一の災害時、迷わず使えるようにしたい

詳しくはこちら

雷サージによるPC等の電子機器の破壊


雷災害の原因となる落雷は、直撃雷誘導雷の2パターンがあります。直撃雷とは、地上にある施設や人や物に、直接落雷する被害のことをいいます。誘導雷とは、落雷した際に生じた高い電圧が、周囲に影響を与える被害のことをいいます。

誘導雷のことを雷サージといい、電話線や電源、アンテナなどを伝って、その先に繋がっている、PC等の電子機器に瞬間的に高電圧が流れ込みます。それによって、電子機器が破壊されてしまうのです。もちろん、損害保険での補償はされるのですが、特に怖いのはハードディスクなどのデータが消えてしまうことです。

雷サージの被害を防止するための対策

では、雷サージに対して、企業はどう対策すればいいのでしょうか。雷サージを事前に避ける方法と、被害にあったとしても最小限に抑える方法があります。

SPD(サージ保護デバイス)を設置する

株式会社昭電http://www.sdn.co.jp/
株式会社昭電

その方法として効果的なのは、SPDというサージ防護デバイスを設置することです。この装置は雷サージが流れた瞬間、バイパスを作って大地に流すという仕組みで、電子機器に雷が流れるのを防ぐというもの。もし設置していない企業があれば、今すぐ導入を検討した方がいいでしょう。SPDを扱っているのは、株式会社昭電や株式会社サンコーシヤなどです。

雷サージ対応電源タップを導入する

続いて、効果的なのは雷サージに対応できる電源タップを使うことです。SPDは設置のための工事が必要ですが、こちらは電源タップなので、すぐに導入できます。エレコムやサンワサプライといったメーカーで扱われていて、家電量販店で安価で購入できるので、試してみてはいかがでしょうか。

データをクラウド上にバックアップする

データのバックアップをオフィス内に置いておくと、雷サージによる被害を受けた場合、バックアップもろとも消えてしまう可能性が高いのです。それを防ぐためにも、クラウド上にバックアップを取ることは、ぜひ検討するべきです。

火災保険に入る

落雷による被害は、実は火災保険で補償されます。保険金は保険会社に請求をしなければ支払われないため、落雷被害に遭った場合の対策のひとつとして、災害時の行動計画に入れておいた方がいいでしょう。補償の細かな範囲などは、事前に保険会社に確認しておきたいところです。

人体に落雷を受けることによる被害


雷サージよりも実際に被害に遭う可能性は低いですが、もし遭った場合の被害が大きいのが、直撃雷による被害です。つまり、雷に打たれるということですが、死亡率は約8割なので、いかにして避けるかが重要となってきます。この被害は、営業などで外出が多い職種の方は注意が必要です。

また、直撃だけではなく側撃による被害というケースもあります。これが、木の下にいたとき、木に直撃してその流れてきた雷を受けるという被害です。落雷による被害は、実質的には側撃によるものが多いのです。

落雷を避けるための対策


人体への落雷を避けるための対策は、社員個人が注意しておくものになります。知っておくと、休暇中にアウトドアに行く場合などにも活用できますよ。

障害物のない、開けた空間から離れる

特に気を付けたいのが、障害物のない開けた空間にいる場合です。農場や農地、海などへ出向く機会がある営業の方は要注意です。

雷は高い場所ほど落ちやすいという性質を持っているので、そうした空間で人がいると落雷を受けやすいのです。雷が聞こえたらすぐにそうした場所から離れることを肝に銘じておきましょう。

木の下で雨宿りしない

前述した通り、木の下で雨宿りをすることは避けましょう。特に開けた空間に生えている木は、落雷を受けやすいため危険です。雷が発生したときは、木から離れるということは念頭に置いておきたいところです。

自動車の中に入る

実は安全なのが自動車などの乗り物の中です。というのも、仮に自動車に雷が直撃しても、金属を伝わって地面に流れ、車内には影響がないからです。雷が発生したときは、車の中にいるのが最も安全な退避策です。

「ウチの会社は大丈夫」は危険。忘れずに雷対策をしよう!

災害対策としては、意外と忘れがちな落雷。「ウチの会社は大丈夫」と思っていませんか? 落雷による被害は人体による被害という側面ももちろんありますが、雷サージによる電子機器の破壊という企業にとって大きな損失となるリスクもあるのです。

企業の防災担当の方は、雷が企業に与える被害を把握し、本記事で紹介してきた対策を事前に取り入れておくことが大切なのです。

4,000社が選ぶトヨクモの安否確認サービス

  • 災害時遅延、停止0の実績
  • 誰でも使えるシンプルな操作画面
  • 初期費用0円、月額6,800円から

30日間無料で試す

遠藤 香大(えんどう こうだい)のサムネイルアイコン

編集者:遠藤 香大(えんどう こうだい)


トヨクモ防災タイムズ 編集長 RMCA BCPアドバイザー トヨクモ株式会社で災害時の安否確認を自動化する『安否確認サービス2』の導入提案や情報発信に携わる。トヨクモ防災タイムズではBCPや災害対策に関する記事の企画・執筆・編集を担当。専門家との連携や現場視点を取り入れながら、読者に寄り添う防災情報の発信を目指している。

イベント・セミナー

オンライン

【なぜBCPは機能しないのか?】災害対策の土台「安否確認」が最初の一手である理由

  • 開催:
  • オンライン
オンライン

【実例紹介】災害史から紐解くこれからの企業防災・BCP

  • 開催:
  • オンライン
オンライン

【避難訓練のマンネリ打破】従業員が動く「防災心理学」とは?

  • 開催:
  • オンライン

お役立ち資料


私たちのサービス

もしもの安心を、
かんたんに。

被災時情報収集・対応指示を効率化

想定外に、たしかな安心「安否確認サービス2」
パソコンとスマートフォンで安否確認サービスを開いている
4,000社が選ぶトヨクモの安否確認サービス 最短即日!何度でも!30日間無料で試す